噴火
サル太郎がダイニングに座ってオヤツしていた。
サル雄は掃除していた。
棚にあった写真を見つめるサル雄に
「サル太郎にも見せてー」
それは4月に保育園で行った動物公園の集合写真。
サル太郎に渡して、洗面所に離れて行くサル雄に
「ママ、まだこの時いた?」
「うん、居るよー探してごらん。」
洗濯物をぶち込んでいると、か細い声が聞こえてきた。
「ママとまた一緒に動物園行きたい〜」
繰り返したので、慌てて駆け寄って抱き締める。
滅多にないその感情の噴火に、サル雄はいつの間にか涙をためる。
一瞬で鎮火したが、本当に普段言わないだけに慌てる。
絶対我慢しているのだ。
うかつに見逃す訳にはいかないのです。
パパもそうだよ、と一緒に泣いてる訳にはいかないのです。
(`ε´)
| 固定リンク


コメント